25回目の「読書しない読書会」を終えて(第25回：読書しない読書会)

今回、「読書しない読書会」は25回目を迎えました！
今回も楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

25回目で初めての出来事

今回は、参加人数が12人と、これまでで最も多くの方にご参加いただきました！
前日に電話申し込みをいただいたり、私の前職の後輩がたまたまこのイベントを見つけて参加してくれたりと、10人までで募集をしているところ、それ以上の参加者が集まってくださったことに驚きました。
選んだ本について話す1人あたりの時間が少なくなってしまうため、予定時間を延長しての実施となりました。

そして、もうひとつ初めての出来事がありました！
参加者の方がランダムに本を選んだつもりが、2冊ともキャロル・グラハムという人の本だったそうです。キャロル・グラハム氏は、「経済からみた幸福論」をテーマにしている著者です。この参加者の方は、無意識にこのテーマに注目していたのかもしれません。
選んだ数冊が、同じ著者の本だったということは、これまでの会の中で初めての出来事でした。

25回開催していても、初めての出来事が起こるので面白いですね！

継続する意味

今回は、こんな嬉しいこともありました。

「生物から見た世界」と「アメリカから見た中国や日本」というテーマの本を選んだ方がいらっしゃいました。
一見、つながりのない2冊に思えますが、この方は「他の人から自分を見るとどう見えているんだろう」という共通テーマを見出していました。

私が会の最初に、なぜその本を選んだか理由を考えてみてください、と説明していることもありますが、会の回数を重ねるごとに参加者の方が自ら本を選んだ理由を深くまで掘り下げて考えてくださるようになり、とても嬉しく思いました。

そして、参加者の方々が本を選んだ理由を話してくださる時に私からも質問をするのですが、今回、「自分の質問力が磨かれてきたかも」と感じることのできた瞬間がありました。
質問をするために毎回、これまでの会で参加者の方が選んでいた本を思い返していたり、提供できそうな私自身の体験がないかなど、頭の中をぐるぐるさせながら取り組んできました。

同時に、沈黙や変な間ができるだけできないように気をつけるようにも心がけており、そのようなことを継続してやってきたからこそ、私自身も少し成長できているのかもしれないと思えました。
まさに「継続は力なり」。今後も楽しみながら、自分を成長させていきたいです。

今後の目標

「読書しない読書会」を25回続けていますが、わずか25回しかという思いがあります。
まずは100回開催！を目指したいと思います。

そのためには毎回、私が楽しいことを参加者のみなさんにも共有したいと考えているため、今後、自分が飽きないようにどう工夫していくか、さらに楽しめるようにするにはどうするかが課題です。

そして、前回、サプライズとして「しおり」を参加者のみなさんにお渡ししましたが、早速、第2弾のサプライズも構想中です！
私自身も今からわくわくしています。お楽しみに！

私が選んだ書籍とその理由をご紹介！

今回私は、ジュンク堂池袋本店の1.2F、雑誌・実用書・新書のフロアで本を選ぶことになりました。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

参加者のうち、この本を読んだことのある方が何と！2人もいらっしゃいました。
私がこの本を選んだ理由はずばり、タイトルが気に入ったから。

筆者は鳥類学者ということで、きっと「鳥が好きなんでしょ」と何度も言われてきたことだろうと思います。
私もよく「マーケティングを仕事にしているということは、マーケティングが好きなんでしょ」と言われることが多いのですが、、好きであることと得意であることはイコールの場合もありますが、そうでない場合もあります。

私の場合は後者のため、このタイトルを見た瞬間、自分の気持ちを代弁してくれている！と思いました。
目次も面白そうだったので、読むのが楽しみです。

新もういちど読む山川世界史