49回目の読書しない読書会は、三省堂書店 神保町本店にて開催しました。
「かわいい」「孤独」「親」「AI」といった言葉を、わかった気や気づかないふりをして過ごしてしまっていたりしてないだろうか?
今回は、そんな日常の中にある違和感と向き合うことを理由に、本を選ぶ方が多い会になりました。
偶然に集まった人たちが選んだ本にも関わらず、共通の理由があるというのは面白いものですね。
きっと偶然ではあるけど、そこには必然があるといったことを考えてしまうもの。
なんとなくでわかった気になっていないか?
今回得たこの問いかけをこれからも大事にしていきたいと思った49回目の読書しない読書会でした。
さて、次回は2020年初でもあり、区切りのよい50回目。
2019年の今年は、開催書店先を増やしたり、メディアへの露出があったりと充実した一年となりました。ですが、満足せずもっと楽しい会にしていくために挑戦していきますので、こちらのレポートを読んでいただいた皆様、これからも「読書しない読書会」もよろしくお願いいたします。
以下では、参加者から頂いた感想をコメントを添えてお伝えさせていただきます。
参加された方それぞれの、本を選んだ背景や考えを聞くことは、いつもの視点が変わる感じがしてとても楽しいです。
また、自分自身の本を選んだ背景や考えを話し、伝わることは喜びになるなあと、2回目の参加で感じました。本を選ぶ「自」の時間も、みんなでシェアする「他」な時間も、全部楽しかったです。
また参加したいです!
【主催者の三田より】
表裏一体と言う言葉があるように、「自」「他」も密接に関わっていて、両面を知ってこそ本当の楽しさにつながるのではないかと常々思います。
そのためにも新しい視点を次回も「伝えて」もらえたら嬉しいです。
毎回、気づきの多い読書会です。
今回は自分の興味関心がある本を手に取りました。本を選ぶにあたって書店を歩き回り、自分が今求めているものに引き寄せられたような気がします。1時間弱の選書の時間が、参加回を重ねるたびに短く感じるようになっています。
これまでは、指定されたエリア以外も見て回る余裕があったのに(笑 書店によって雰囲気や本の陳列の仕方が異なるのも、書店巡りの楽しみですね。また都合が合う時を見つけて、参加させていただければと思います。
【主催者の三田より】
「引き寄せ」られ、「時間が短く感じる」とはまるで相対性理論の世界みたいですね!
同じ大型書店と表現されていても本屋ごとそれぞれの世界(特徴)があります。ですので、私は、本屋を変えるのは旅の行き先を変えるような感覚でいます。
旅先が変わればその土地独特の世界があるもので、そこでついつい見てしまうもの、興味を持ってしまうものも変わっていくもの。また、そうしてところを50回も行き来していると癖や、それこそ「好きなもの・こと」がわかってきたり!
ぜひ、開催場所も増やしていく予定なのでまたの参加お待ちしています。